恵比寿の【髪を綺麗にする専門家】美髪特化美容師のサトウヨウスケです
サトウ
恵比寿の【髪を綺麗にする専門家】美髪特化美容師のサトウヨウスケです
サトウ
カットで髪がスカスカになって失敗した時の改善方法
この記事を書いている人 - WRITER -
学生時代からプロも参加するコンテストで受賞多数。就職後は海外のヘアショーやカットスクールに参加し、最短スタイリストデビューを記録。美容学校の外部講師も経験。美容室の立ち上げ、運営も行いながら、現在は国内外から通われる多くのお客様の「髪を綺麗にしたい。」という願いを叶えるため、独自の髪質に合わせた技術とヘアケアを提案しサポートをさせていただいおります。また美容師ができるヘアセットではなく、お客様自身が実際に再現可能なヘアスタイルをお勧めし、その人に合わせたヘアセット方法も提案。ライフスタイルに合わせた365日ベストなヘアスタイルをお客様と一緒に創っていきます。
髪がスカスカになってしまった時の改善方法
以前担当させていただきましたお客様。

毛先がスカスカになっています、、!
まず担当する前に毛先を「どうにかしたい」と察します。
「エクステしてた?」「髪切れた?」
色んな想像ができますが直接聞いてみると、
お客さま
何でこうなったのかをさらに詳しく聞いてみると、
まず雑誌を見てエアリーなスタイルにしたかったらしく、
「これにしてください。」と伝えたところ、このようになったとのこと。
多分このエアリーなスタイルは、よくヘアカタログに載ってそうな空気感があって軽さのあるようなスタイルですよね。
このような失敗のケースは多いように感じています。
改善する前に
まず大切だと感じていることは、
【お客様の認識】
スタイルにもよりますが、雑誌のスタイルは加工されていて雑誌どおりのカラーにすることは難しかったり、殆どの場合がカットだけで再現することが不可能ということ。
お客様自身がある程度アイロンテクニックがないと再現することはできません。
もちろんスタイルによっては簡単に再現できますが、髪質の問題もありますので美容師さんと相談しなければなりません。
メリットとデメリットも聞いておく
今回の場合だと、毛先を軽くして理想の動きがでたと思います。
さらにアイロンもしやすくなったメリットがあると思います。
ですがデメリットとしては、
★ここまで軽くしていると毛先のダメージがうけやすいということ。
★画像のようにアイロンを使っていない時に、毛先がギザギザ、スカスカした質感になる。
ということは最低限伝えておく必要があって、お客様自身が理解しておくこと。
ここを理解していなければ同じことを繰り返します。
雑誌のスタイルをやらない方がいい!ということではありません。
まずは理想のスタイルに向けて、髪質に合わせて難易度の簡単なところからスタートして、お客様に合わせたスタイルを提案してもらうことが最適だと思います。
改善方法は
今回のようのな髪を改善していくには、スカスカの部分を切って無くすことが一番早いです。
ですが今回の場合は、スカスカ部分をきってしまうと肩にぶつかって跳ねてしまう長さになります。
ですので外ハネしたくない場合は、肩上までカットしなければなりません。
ですが今回は、ロングのままにしたくて肩上まではカットしたくない。
ということでしたので、毛先に厚みが出るようにカットして少しずつ直していくことにしました。
ですので直していくまでに長期間かかります。
では初めて担当してから半年後がこちらです。

まだ完璧とは言えませんが、大分雰囲気が変わりましたね♪
このくらい毛先に厚みがあっても、手触りは軽くなるようにカットしています♪
またこのくらいの厚みがあっても、
アイロンを使えば空気感のある雰囲気にもできます♪
スカスカになってしまった場合の改善方法は、
◎スカスカ部分をきる。
◎長期的に伸びた部分に厚みをもたせて直していく。
こちらがオススメですので是非参考にして見てください★
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。