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縮毛矯正をかける頻度・間隔はどのくらい?部位別・髪型別に目安を分かりやすく解説

クセ毛をストレートに変えることのできる縮毛矯正。
しかし、ストレートになるのはあくまで今生えている髪だけです。
新しく伸びてくる髪は地毛と同じ性質を持っているため、ストレートを維持するなら縮毛矯正を再度かける必要があります。

この記事では、縮毛矯正をかける頻度や間隔について分かりやすく解説します。
縮毛矯正を当てる部位やロング、ミディアム、ショートなど髪型別にも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

縮毛矯正をかける頻度・間隔はどのくらい?部位別・髪型別に目安を分かりやすく解説

縮毛矯正は継続的な施術が必要

縮毛矯正とは、薬剤によって髪の結合を切断し、切断した結合をストレート毛の形に整えて固定する施術です。
この技術によって、うねったり縮れたりしている髪をストレートヘアに整えることができます。

美容師の提供する施術のなかでも特に経験と知識を必要とする難しいメニューで、適切な薬剤管理とストレートアイロンによる丁寧な技術が求められます。
強力な薬剤を用いて髪の結合を組み替えるため、基本的に1度でも縮毛矯正を施術した髪は元の状態には戻りません。

しかし、縮毛矯正はあくまで今生えている髪の毛に対する施術です。
新しく伸びてくる髪の毛は、元々の髪質を持った毛髪が伸びてきます。
そのため、ストレート毛を維持したいのであれば新しく伸びてきた髪に縮毛矯正の再施術(リタッチ)が必要です。

【部位別】縮毛矯正をかける頻度・間隔とは

縮毛矯正によるストレートヘアを維持するには、適切な期間内でのリタッチが欠かせません。
続いては、縮毛矯正を当てる部位別にリタッチの頻度や間隔を紹介します。

前髪に縮毛矯正をかける間隔

前髪や顔周りのみクセが出ている人の場合、ポイントで縮毛矯正をかけるケースもあるでしょう。
クセの強い部分だけをピンポイントで縮毛矯正することで、ダメージを抑えて扱いやすいヘアスタイルにできます。

前髪や顔周りなどに縮毛矯正をかけた場合、約3ヶ月を目安に新しく伸びてきた根本部分のリタッチをするのがおすすめです。
極端に前髪が短いヘアスタイルでない限り、髪自体の重みによって2ヶ半から3ヶ月は収まりやすい状態を維持できるでしょう。
約3ヶ月を超えると、クセの影響で根本が浮きやすくなってくるため根本部分へのリタッチを検討してください。

縮毛矯正のリタッチをする場合

全体的に縮毛矯正をかけた場合、根本のリタッチは3ヶ月以上を目安に行います。
縮毛矯正は、基本的に1度当てると元に戻ることはありません。
反対に、何度も同じ部分に縮毛矯正を当ててしまうとダメージが蓄積してしまいます。

伸びてきた部分だけを正確にリタッチするためには、3cm以上の長さが必要です。
髪は1ヶ月に約1cm伸びると言われているため、リタッチは基本的に3ヶ月以上の間隔を空けて行うのが理想的と言えます。

ただし、クセの強さや髪の長さによっては例外もあります。
高い技術力のある美容師の場合、3ヶ月より短い期間でのリタッチに対応できることもあるため、担当者によく相談して間隔を決めるのがよいでしょう。

毛先に縮毛矯正をかける場合

縮毛矯正のかけ直しは基本的に伸びてきた部分にのみ施術をします。
1度縮毛矯正をかけた髪は元の状態に戻ることはないため、基本的にはかけ直しは必要ありません。

しかし、時間が経過するなかでストレートではあるものの、縮毛矯正特有の質感が失われてしまうことがあります。
その際に、毛先までもう一度縮毛矯正をかけたいという要望も聞かれます。
毛先に縮毛矯正をかける時は、髪のダメージレベルなどを個別に判断し、適切なタイミングで施術をする事が重要です。

髪の状態によってかけ直しができる間隔は異なるため、美容師とよく相談して当て直す間隔を決めましょう。

【ヘアスタイル別】縮毛矯正をかける頻度・間隔とは

縮毛矯正をかける頻度や間隔は、ヘアスタイルによっても異なります。
続いては、髪の長さ別に縮毛矯正をかける頻度や間隔についてみていきましょう。

ショートヘアの場合

ここで紹介するショートヘアは、顎ラインまでの長さを指します。

ショートヘアの場合、髪の長さが短く髪1本当たりの重量は軽くなります。
そのため、新しく伸びてきたクセ毛の影響を受けやすく、短い期間でも髪が収まりにくくなってしまうことがあるでしょう。

ショートヘアの場合は約2ヶ月半から3ヶ月毎の間隔を空けるのがおすすめです。
髪が短くなればなる程、新しく伸びて来たクセ毛の影響を受けやすくなるため、髪の長さに合わせた間隔で縮毛矯正のリタッチを検討しましょう。

ミディアムヘアの場合

ここで紹介するミディアムヘアは、顎ラインよりも長く肩よりも短い長さを指します。

ミディアムヘアの場合は、約4ヶ月の間隔で縮毛矯正のリタッチを検討してみてください。
ただし、髪表面が長い状態になるボブなどの場合は、収まりがよくなりやすいため、縮毛矯正の間隔を長めに空けてもよいでしょう。

ウルフ系のヘアスタイルなど、レイヤーが深く入っている髪型の場合、ショートヘアと同じ間隔で縮毛矯正をかけるのが望ましいケースもあります。

セミロングヘアの場合

ここで紹介するセミロングヘアは、鎖骨にかかる程度の長さを指します。

セミロングヘアになると、髪にある程度の長さがあるため、新しく伸びてきたクセ毛の影響を比較的受け難くなります。
縮毛矯正をかける間隔として4~5ヶ月を目安にクセの出かたなど見ながら決めるのが望ましいです。

クセが弱い場合、5ヶ月以上経ってもストレートで収まっていることもあります。
また、前髪や顔周りなど普段のヘアセットで扱いにくくなる部分だけをリタッチするのもよいでしょう。

ロングヘアの場合

ここで紹介するロングヘアは、鎖骨より長い髪型を指します。

ロングヘアの場合、髪自体の重みで収まりがよくなるため縮毛矯正をかける間隔は6ヶ月以上空いても問題ないケースが少なくありません。
前髪だけを3ヶ月毎にリタッチするなど、日々のヘアセットがしやすくなるようピンポイントでリタッチしている人も多いです。

なかには1年に1度だけロングヘアの縮毛矯正リタッチをするというケースもあるため、クセ毛によって髪を扱いにくくなってきたと感じたタイミングで美容師に相談してみてください。

縮毛矯正の最短の目安間隔は3ヶ月

縮毛矯正をかけている人から、頻繁に縮毛矯正のリタッチを行い、常にストレートの状態にしておきたいという声も聞かれます。

しかし、縮毛矯正をかける間隔は最短3ヶ月を目安にするのが望ましいです。

縮毛矯正はヘアカラーのように根本にベッタリと薬剤を塗布すると、毛髪が根本から折れてしまうことがあります。
根本が折れてしまうと、不自然な仕上がりになったり断毛してしまったりするため、基本的に根本から1cm程空けて薬剤を塗布するのが一般的です。

つまり、前回の施術から2ヶ月後にリタッチをすると実際に施術をするのは前回の施術の際に根本を空けた1cmと新しく伸びてきた1cmの計2cm程度です。
たった2cmの幅に適確に薬剤を塗布するのは、高い技術を持っている美容師であっても簡単ではありません。

また、縮毛矯正の際に使用するストレートアイロンの多くは幅3cm前後であるため、ピンポイントでアイロン施術をするのも難しくなってしまいます。

間隔が短いと施術ができないという訳ではありませんが、新しく伸びてきた部分にだけピンポイントに施術をし、ダメージを最小限に抑えるという意味で、縮毛矯正をかけ直す間隔の最短目安は3ヶ月と覚えておいてください。

男性が縮毛矯正をする場合はどのくらいの間隔で施術する?

男性で縮毛矯正をしている人の場合、女性のショートヘアよりも短かったりレイヤーが深く入っている事が多いです。
そのため、髪の質量は軽く、縮毛矯正を当てても新しくクセのある髪が伸びて来るとすぐにヘアスタイルが崩れてしまう事も珍しくありません。

男性の場合、最短で2ヶ月の間隔で縮毛矯正をかけることもあります。
男性向きのヘアスタイルはクセの影響を受けやすい事にくわえ、髪が短いためダメージが蓄積した髪は次々と切り落とされています。
これらの理由により、女性におすすめする縮毛矯正の間隔よりも短い期間を提案することが多いです。

ただし、ダメージしてしまう事には変わりないため、ヘアセットの方法などを工夫して3ヶ月毎の間隔を保てるのであれば、それに越したことはありません。

縮毛矯正はいつを基準にかけ直すのがよい?

縮毛矯正のかけ直しを長年続けている人の場合、「〇カ月の間隔を空けてかけ直す」というよりも「〇月と〇月と〇月にかけ直す」と、年間スケジュールで管理しているケースが多くみられます。

これは、季節に応じて一番快適なタイミングで縮毛矯正のリタッチを行うことが目的です。
例えば、湿気が多く髪が広がりやすくなる梅雨の前に縮毛矯正をかけ直すため、3月と9月と12月の3ヶ月毎に縮毛矯正のリタッチを行うケースも非常に多くみられます。

その他、毎年ゴールデンウィークに帰省をするからその際に髪を綺麗に整えられるように、5月、8月、11月、2月の間隔で縮毛矯正のリタッチを行う人もいるでしょう。

年間を通して必要なタイミングで縮毛矯正をかけられるようスケジュールを組むのがおすすめです。

縮毛矯正の間隔を伸ばすためのポイント

縮毛矯正をかける間隔として最低3ヶ月を目安に期間を空けたいものの、新しく伸びて来たクセ毛が原因で髪の収まりが悪くなる事に悩んでいる人もいるでしょう。

日々の適切なケアでクセ毛をコントロールし、髪のダメージを抑えながら縮毛矯正を継続できるようにしましょう。

【ポイント1】ヘアケアを徹底する

髪のダメージが蓄積すると髪の内部は栄養が流出してスカスカになり、軽くなってしまいます。
軽くなってしまった髪は新しく伸びてきたクセ毛によって簡単に持ち上げられてしまうため、全体的に収まりが悪くなってしまう可能性が高いでしょう。

そこでおすすめなのが、ヘアケアを徹底する方法です。
特に、保湿ケアによって髪に良質な水分を保つことで潤いと重みが出て、クセ毛による影響を受け難くなります。

クセ毛をストレートにできる訳ではありませんが、髪の収まりをよくするトリートメントや髪質改善メニューなどは存在します。
ケアを行ってダメージを軽減することで、しなやかで美しい髪を維持する事にも繋がるため、ホームケアはもちろんサロンでヘアケア施術を受けて縮毛矯正の間隔を空けましょう。

【ポイント2】ヘアアイロンでクセをカバーする

全体的にショートヘアの人で髪の浮きが気になりやすい人や前髪・顔周りなどのクセが強い人の場合、ヘアアイロンでクセをカバーして縮毛矯正の間隔を空けるのもよいでしょう。

しかし、日常的に高温のヘアアイロンを使用していると髪に熱ダメージが蓄積して、次回の縮毛矯正の際に髪の強度が足りず施術できなくなってしまうこともあります。

ヘアアイロンは必ず低温の設定を行い、事前に熱ダメージのケアに特化した洗い流さないトリートメントやブローローションなどで髪を保護してください。
また、ヘアアイロンは毛先まで通さず、根本のみピンポイントに当てることで、髪全体へのダメージを最小限に抑えることができます。

縮毛矯正をやめたい時は

縮毛矯正をかけた髪は、時間が経過しても元通りに戻りません。
そのため、縮毛矯正をやめたい時には、前回までに縮毛矯正をかけた部分を少しずつ切り落としていく必要があります。

完全に縮毛矯正の髪を取り除くまでは、根本にクセが目立ちやすいなどの問題がでることもあるでしょう。
トリートメントケアやストレートアイロンなどを用いて過ごし、髪が伸びたら縮毛矯正の部分をカットしていく方法が一般的です。

縮毛矯正を辞めたいけれど、根本の広がりが気になるという方は、髪質改善施術などを受けるのもよいでしょう。
クセ毛がストレートになる訳ではありませんが、比較的収まりやすくなる可能性はあります。

適切な間隔で縮毛矯正をあてよう

縮毛矯正の間隔は最低でも3ヶ月を目安に、現状の髪の状態に合わせて検討していくとよいでしょう。
そのため、自分自身では判断しにくい事も少なくありません。
技術を持つ信頼できる美容師と相談しながら、縮毛矯正をかける間隔を決めていくのがおすすめです。

当サロンでは、縮毛矯正・髪質改善に特化した美髪特化美容師・サトウヨウスケが、お客様の髪に合わせた最善の施術をご提案させていただきます。
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現状を見て縮毛矯正のリタッチが必要かどうか美容師に判断してもらうのがおすすめです。

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