何度もカラーを繰り返していたら、ダメージレベルはブリーチと変わらない!
何度もカラーを繰り返していたら、ダメージレベルはブリーチと変わらない!
カラーを繰り返してダメージが気になっている人が沢山いらっしゃいますよね。
ヘアカラーのダメージをどのように考えていますか?
「暗めのブラウンならあんまり傷まないから大丈夫」
「ブリーチすると凄く痛む」
などなど。
薬を使った施術(カラー、パーマ、縮毛矯正)をされたことがない人が、【暗めのブラウンにする場合】と、【ブリーチを使って金髪にする場合】を比べると手触りの違いに差ができます。
そこでブリーチを使うとダメージが大きいという認識ができると思います。
ヘアカラーをしている人に知っておいてもらいたいこと
ヘアカラーで色んな色にされたり、ハイライト、グラデーションを楽しんでいる方が多いと思います。
ヘアカラーで楽しむことは凄く素敵だと思います。
ですがダメージの真実を知らないまま、色んなカラーをされている方が多いように感じています。
実は、暗めの髪色にする薬にも、ブリーチ剤(脱色する成分)が入っています。
髪を明るくするには、髪を脱色しなくてはなりませんので、ご存知の方も多いと思います。
その脱色するパワーの違いで、パワーの強いブリーチ剤は避けよう。というイメージの方が多いですよね。
ですが
どんなカラーをするかにもよりますが、毛先までの全体カラーで明るくしたり、暗くしたり、
3回も繰り返せばブリーチ剤を使ったダメージと変わらない。
またはそれ以上のダメージになることもあります。
以前担当したお客様は、
・縮毛矯正
・数回のフルカラー
・全体のハイライトカラー
明るくなるカラーはしたことがなくて、ハイライトにブリーチは使っていない。
ですが手触りから考えるダメージレベルは、ブリーチ剤を1回以上。
ですからカラーの褪色も早く、ハイライト部分はブリーチを使っていなくても金髪になります。
さらにダメージが大きく入っているので、手グシが通らず、ひっかかります。
ダメージを考慮して楽しまれているのでしたら良いと思いますが、
「こんなはずじゃなかった、、。」
なんて思ってしまったら残念ですよね!
色んなカラーを楽しむ場合に最低限やること
カラーをすると髪の内部に、髪を傷ませる成分が残ってしまいます。
これを取り除かない限り、髪のダメージは進行し続けて、髪が明るくなりやすかったり、パサパサ、ギシギシになってしまうので、薬を使って除去していきます。
この処理をおこなう美容師さんが少ないように感じます。
この除去をしないで、何度もフルカラーや、縮毛矯正をして、悪性成分が溜まっていくことを考えると怖いですよね。
正直、艶髪とは無縁の髪になっていくことは間違いないと思います。
1度傷んでしまったら治すことはできませんので、美容師さん選びは慎重に選ぶことをお勧めします。