【美容師が解説】ヘアカタログ、髪型のレイヤーカットとは?
レイヤーカットって何?
レイヤーカットって聞いたことあるけど、
いまいちよくわからない。
お客さま
そんな方が多いのではないでしょうか。
このレイヤーって厳密に言うと殆どのヘアスタイルがレイヤーが入ったヘアスタイルなのですが、
よく言われている『レイヤー』の意味を認識してみましょう!
まず『レイヤー』とは『段差』という意味。
段差カット??
え?って感じですよね。
解説いたしますと、
『下の髪(襟足から伸びてる髪)』と
『上の髪(頭頂部から伸びている髪)』の差のこと。
同じ方の後ろ姿なのですが、
頭頂部から伸びている髪が、
左側→下まで伸びている
右側→中間部分にある
左側→頭頂部の髪との差が少ない
右側→頭頂部の髪との差が多い
左側も厳密に言えば段差はあるのですが、よく言われている『レイヤーカット』とは右側のようなレイヤー(段差)が多いヘアスタイルをレイヤーカット、ウルフカットなどと言われています。
そして右側の段差が少ないヘアスタイルがグラデーションカットと言われていることが多い。グラデーションボブ、グラボブなどと詳しい方は聞いたことがあるのではないでしょうか。
名称はプロによって意見が異なる
今回の記事はプロでない方向けに書いているので、ざっくり簡単に説明しております。
ですので雑誌、ヘアカタログなどに載っている『レイヤー』の意味が何となくイメージできれば幸いです。
この『レイヤー』という言葉、認識。
おおよそは同じなのですが、
プロの中でも『レイヤー』の感覚は人それぞれ異なっています。
これレイヤーカット??
ウルフ?グラボブ?
などなど感覚の違いがあります。
さらに美容師がデザインしたヘアスタイルの名称は、その美容師が自由に名付けています。
ですからインスタ、ヘアカタログなどにある『◯◯カット』はその人が独自に付けた名称であることが多いのですが、シンプルなグラデーションカットでも『◯◯カット!』と書いてあると特別感がありそうに感じますよね。
ですのでお勧めとしては、
SNSで素敵や写真を見つけたら、
・その人の元に実際に切りに行く
・なりたい雰囲気を美容師に伝えるための写真に使用する
・「◯◯カット(専門そうな言葉)をしてくだい。」と言ってしまうと、ややこしくなってしまう場合があるので極力使わない
ヘアカタログなどを見ていてわからないことがあったら気軽にご質問ください♪