髪の艶がない原因とは?髪の艶を出す方法や正しいヘアケアを解説
最近、髪の艶がなくなってきたと感じていませんか。
髪の艶は、正しいヘアケアを行えば取り戻せる可能性が高いので諦める必要はありません。
そこで今回は、髪の艶がない原因と、正しいヘアケア方法について解説します。

恵比寿の美髪特化美容師サトウヨウスケです。
お客様の髪を綺麗にすることに特化して、美しい髪を育むための施術とアドバイスを行っています。自信をもって美しい髪を手に入れていただけるよう精一杯努めます。
髪に艶がない原因とは?
そもそも、髪に艶がない原因は、大きく以下の3つが関係しています。
・摩擦や乾燥による髪のダメージ
・くせ毛などの遺伝
・加齢による髪質の変化
では、それぞれの原因についてくわしくみていきましょう。
摩擦や乾燥による髪のダメージ
まず、摩擦や乾燥によって髪のダメージが蓄積すると、徐々に艶は失われてしまいます。
髪の艶の鍵となるのが、健康な状態のキューティクルです。
キューティクルは、髪表面を守る保護層の役割で、摩擦や乾燥に弱く、以下のような行為によって傷めてしまいます。
・濡れたままの髪を放置
・髪が濡れたまま就寝
・シャワー後にタオルでゴシゴシと髪を拭く
・ドライヤー・アイロンの長時間使用
・カラー・パーマの頻度が多い
・髪への紫外線対策を行っていない
摩擦や乾燥による髪のダメージは表に出にくい分、原因がわかりにくいです。
そのため、上記の行為によってダメージが蓄積した結果、艶が失われてしまうと理解しておきましょう。
くせ毛などの遺伝
くせ毛やうねりが遺伝している方は、髪の艶が出にくい傾向にあります。
そもそも髪の艶は光が反射して起こるもので、くせ毛やうねりがあるとうまく反射できず、艶が出にくくなるのです。
遺伝ではなくとも、ダメージの蓄積によって髪にクセ・うねりが出てしまった場合でも、艶は出にくくなるでしょう。
加齢による髪質の変化
ダメージによって艶が出にくくなったわけではない場合は、加齢による髪質の変化が原因かもしれません。
特に40・50代はホルモンバランスが乱れやすい年代で、伴って髪質の変化も生じやすいです。
髪は水分・脂質・タンパク質のバランスが変化すると、うねりやクセが生じてしまうため、加齢による髪質の変化が起こりやすくなるのです。
また、年齢を重ねるとどうしても体内の水分保持力が低下します。
肌の水分が不足すると毛穴が歪んで形が変わり、髪の毛も同調してうねりやクセが出ます。
また、髪の毛の水分不足は髪の広がりやパサつきに影響し、艶の出にくい髪質になるでしょう。
髪の艶を出すためのヘアケア方法
髪の艶を出すには、日頃のヘアケアを怠らないのが一番です。
では、どのようなヘアケアを行うべきなのか、ここでは簡単にできる方法を紹介していくので、ぜひ取り入れてみてください。
毎日ブラッシングする
毎日のブラッシングは艶が出やすくなるヘアケア方法の1つです。
ブラッシングによって毛先の絡まりをほぐす、あるいは髪表面のホコリや汚れを落とせば、光の反射が一定になり、艶が出やすくなります。
また、頭皮に刺激を与えて血行促進効果にも期待できるので、ブラッシングと同時に頭皮マッサージのように行うのもいいでしょう。
正しい方法でのシャンプー
シャンプーをする際に気をつけたいのが、洗い方と手順です。
まずは、髪表面についている汚れを払うため、てぐしで整えてあげましょう。
そのつぎにぬるま湯で予洗いし、シャンプーを必要以上に使うのを抑えてください。
予洗いの次にシャンプーですが、髪に直接つけて泡立てると摩擦によってダメージを受けてしまうのでNGです。
必ず手で泡立ててから、髪につけるようにし、頭皮を傷つけないよう爪を立てずに指の腹で洗うようにしましょう。
頭皮・髪にシャンプーが十分についたら、丁寧にすすいでください。
シャンプーが残っていると、頭皮にダメージとなるため注意しましょう。
トリートメントの使用と週1回のケア
トリートメントは、髪の表面をコーティングして艶を出してくれるヘアケアアイテムです。
最近では、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがありますが、どちらを使用しても構いません。
シャワー後をする際は洗い流すタイプ、お出かけ前に洗い流さないタイプを使えば、より髪の艶をキープできるのでおすすめです。
また、週1回はヘアパックやヘアマスクを行ってコンディションを整えるのもいいでしょう。
キューティクルを傷めないためにタオルドライが大切
キューティクルは髪の保護をする役割なので、できるだけ傷めないようにするのが正しいヘアケアの考え方です。
そのため、タオルドライをする際もゴシゴシと擦るのではなく、髪をタオルで挟むようにして水分を吸収させるのがいいでしょう。
また、丁寧なタオルドライをすれば、ドライヤーの使用時間の短縮につながり、結果的に髪へのダメージを軽減できます。
ドライヤーはなるべく短時間で
タオルドライ後のドライヤーにも気をつけなくてはいけません。
ドライヤーの噴出口付近が100℃近くになるものも多く、髪の毛を構成するタンパク質は変性してしまいます。
そのため、なるべく熱を当て続けないよう、短時間かつ距離を離して使うのが正しい方法です。
ドライヤーを短時間で済ませるには、髪の根本から先に乾かし、その後に中間・毛先といった順番で行うのがいいでしょう。
最後に冷風で仕上げれば、髪に熱がこもりにくくなるので取り入れてみてください。
オイルやクリームの使用
ヘアオイル・ヘアクリームは髪の摩擦を防ぎ、キューティクルが剥がれるのを抑えてくれます。
また、髪の栄養や水分が外部に流出するのを防ぐ効果もあるため、乾燥やダメージ毛に悩んでいる方はぜひ使うべきヘアケアアイテムです。
ヘアクリームによってはダメージヘアを補修する成分が含まれている場合もあり、使い続けることで艶が出やすくなります。
パーマやカラー、縮毛矯正をよく行う方は、ヘアクリームを取り入れてみるといいでしょう。
順番としては、ヘアクリームを塗って髪の補修成分を浸透させ、乾燥や成分流出を防ぐためにヘアオイルでコーティングが最適です。
ヘアオイルは洗い流さないトリートメントの代わりとしても役立つので、自身が使いやすい・髪に馴染みやすいほうを選んでみてください。
髪の紫外線対策も忘れずに
意外に軽視されがちなのが髪の紫外線対策です。
紫外線は肌だけでなく髪にもダメージを与えるものなので、しっかりと対策を行ってください。
髪の紫外線対策としては、以下のような方法があります。
・帽子
・日傘
・スプレータイプの日焼け止め
ちょっと外に出るだけだから、といっても紫外線量は強い日もあるため、上記のいずれかは常に持っておくようにしましょう。
食事と睡眠も大切
髪の艶を出すためには、十分な栄養と髪の毛を作り出すホルモンの働きが必要不可欠です。
栄養は食事、ホルモンの働きを活性化させるには睡眠が大切なので、どちらも不足しないよう注意しましょう。
髪の毛はタンパク質でできている以上、肉や魚、大豆製品などの動物性・植物性タンパク質の摂取は必須です。
また、髪の毛を作り出すサポートを行うのはビタミン類なので、野菜や果物もバランスよく摂取しましょう。
睡眠においては、忙しい現代人にとっては難しいものの、最低でも6時間以上は確保しておきたいところです。
特に質の高い十分な睡眠を取るのが髪の健康においても重要なので、
・寝る3時間前には食事を終わらす
・寝る90分前に入浴をする
・寝る30分前にはスマホなどの電子機器の光は見ない
・毎日決まった時間に就寝・起床を心がける
上記を意識した睡眠生活を送ってみてください。
美容院でのケアも有効
自身で行う以外にも、美容院で提供されているヘアケアメニューを利用するのも有効です。
特に美容院では上質なヘアケア成分を含んだメニューが提供されているので、セルフケアよりも効果が期待できるでしょう。
ただし、ヘアケアメニューを受けるにしても、あなたの髪質を理解して適切な施術を行ってくれる美容院でなければいけません。
そのためには、まずは美容師さんに相談し、髪質や髪の悩みを理解してもらいましょう。
毎日のケアで艶髪を手に入れよう
今回は髪の艶がない原因や、正しいヘアケア方法について解説しました。
もし、髪の艶についてわからないことや、正しいヘアケア方法をもっと知りたい方は、以下のLINEで相談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
ぜひ、素敵な艶のある髪を手に入れて、いつまでも美しいライフスタイルを過ごしましょう。

サトウ ヨウスケ
シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
最短スタイリストデビューを実現。
美容学校の外部講師も経験している。
シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
最短スタイリストデビューを実現。
美容学校の外部講師も経験している。