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傷んだ髪は修復できる?さまざまな対処法を解説します!

皆さんは傷んだ髪に悩んでいませんか?

傷んだ髪は修復できるのか気になる人も多いかもしれませんが、基本的に一度でも傷んだ髪を修復することはできません。

髪が傷む原因は多いので、これ以上髪が傷まないようにすることも大切です。

また、髪は修復できなくても補修することはできます。

それでは、傷んだ髪はどんな状態なのか、髪が傷む原因や髪を補修できる方法についてご説明しましょう。

傷んだ髪は修復できる?さまざまな対処法を解説します!

傷んだ髪は修復できる?

結論から言えば、傷んだ髪を修復することはできません。

なぜなら、髪は爪と同じく死んだ細胞の集まりだとされているため、一度でも傷んだ髪はもとに戻ることはありません。

髪には自己修復機能がないので、基本的に傷みを最小限に抑えるための工夫が必要不可欠です。

傷んだ髪はどんな状態?

毎日のヘアケアをしていても、気づいたら髪が傷んでしまっていることはありませんか?

髪のダメージが進行するとツヤが失われるだけでなく、スタイリングがうまく決まらなかったり手触りが悪くなったりすることもあります。

傷んだ髪は一体どのような状態になっているのでしょうか。

それでは、傷んだ髪はどんな状態なのかごせつめい

指通りが悪い

健康な髪はキューティクルが整っているため、指を通したときにスルッと滑らかに流れます。

しかし、ダメージを受けた髪はキューティクルが剥がれたり、ささくれ立ったりするため、指を通すと引っかかりを感じやすくなります。

特に毛先にいくほど絡まりやすくなるので、無理にとかそうとすると余計に切れ毛や枝毛を増やしてしまうこともあるほどです。

ブラッシングの際に「以前よりも髪が絡まりやすくなったな」と感じる場合は、ダメージが進んでいるサインかもしれません。

枝毛や切れ毛が多い

髪の内部の水分やタンパク質が失われると、髪がもろくなって枝毛や切れ毛が増えやすくなります。

特にドライヤーの熱や紫外線の影響、過度なカラーやパーマを繰り返している人は要注意です。

髪が十分な潤いを保てなくなると、毛先が二股に裂けたり途中でプツプツと切れてしまったりすることがあります。

枝毛が気になるからといって無理に引っ張るとさらにダメージが広がる原因になるため、こまめに毛先をカットすることも大切です。

カラーが抜けやすくなる

皆さんはカラーリングをしたばかりなのに、すぐに色が抜けてしまうことはありませんか?

カラーリングをしてもすぐに色あ抜けてしまうのは、髪が傷んでいる可能性が高いです。

健康な髪はキューティクルがしっかり閉じているため、染料が髪の内部に留まりやすい状態です。

しかし、ダメージによってキューティクルが開きっぱなしになると、せっかく入れたカラーが流れ出しやすくなり、色落ちが早くなってしまいます。

特にブリーチをした髪や頻繁にカラーを繰り返している髪は色素を保持する力が弱くなっているため、こまめなケアが必要になります。

髪が傷んでいるほどカラーが抜けやすくなるので要注意です。

髪が傷む原因とは

髪が傷む原因は、以下の通りです。

・間違ったヘアケア
・熱によるダメージの蓄積
・紫外線
・髪の乾燥
・カラーやパーマ

それでは、髪が傷む原因についてご説明しましょう。

間違ったヘアケア

日々のヘアケアは美しい髪を保つためにとても重要なことではありますが、そのヘアケアが間違っていると逆に髪が傷む原因になります。

シャンプーをするときに髪や頭皮を強くこすって洗ったり、タオルドライをするときにゴシゴシとこすったりするとすぐに髪が傷んでしまいます。

髪のキューティクルはとても繊細なので、間違ったヘアケアを続けているとあっという間にキューティクルが剥がれてしまうでしょう。

特に髪はぬれるとキューティクルが開く性質を持っているため、開いたキューティクルをいかに優しく丁寧に閉じて傷つけないかが重要です。

熱によるダメージの蓄積

毎日のスタイリングで使用するドライヤーやヘアアイロンは髪に高温の熱を直接与えるため、大きなダメージの要因となります。

髪は主にケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されており、高温に晒されることでタンパク質が変すると元の健康な状態に戻りにくくなります。

また、ドライヤーの熱風を長時間当てすぎるとキューティクルが開いたままになり、摩擦や外的刺激によって髪が傷みやすくなります。

さらに、熱によるダメージは蓄積しやすいため、長期間にわたる熱の影響が深刻な傷みへとつながるのがポイントです。

紫外線

紫外線は肌だけでなく、髪にも大きなダメージを与えます。

髪の表面を覆っているキューティクルは紫外線を浴び続けることで損傷を受け、髪の内部にあるメラニン色素やタンパク質が分解されてしまいます。

これにより、髪のハリやコシが失われて乾燥や枝毛が発生しやすくなります。

特に紫外線が強い夏場は髪が焼けたようにパサついたり、カラーリングした髪が色落ちしやすかったりといった現象が起こりやすいです。

これは紫外線によってメラニンが分解されることで髪の色素が抜けやすくなるためです。

さらに、紫外線によって発生する「活性酸素」は髪の老化を加速させて、ツヤや潤いを失わせる原因になります。

髪の乾燥

髪が乾燥する主な原因は、キューティクルの損傷や水分不足です。

キューティクルは髪の表面を保護する役割を持っており、しっかり閉じているこで内部の水分が適切に保持されます。しかし、外的ダメージや生活習慣の影響でキューティクルが開いたり剥がれたりすると、水分が逃げやすくなり、髪が乾燥しやすくなります。

特にシャンプーのしすぎや強すぎる洗浄力のあるシャンプー、エアコンや外気の影響、摩擦やタオルドライの仕方など、さまざまな日常生活の中で気づかないうちに髪の乾燥が進行してしまうことで、枝毛や切れ毛の原因になります。

カラーやパーマ

ヘアカラーやパーマは髪の形状や色を変えるために薬剤を使用します。

この薬剤には強いアルカリ成分が含まれており、髪のキューティクルを開いて内部の構造を変えることで色を定着させたりカールを作ったりします。

しかし、このプロセスが髪に与えるダメージが非常に大きいです。

カラーリングの場合、髪のメラニン色素を分解して新しい色素を入れるためにキューティクルを開きますが、一度開いたキューティクルは完全には元に戻らない ため、ダメージが蓄積されやすくなります。

特にブリーチは髪の色素を抜くために強い薬剤を使用するため、髪の内部までダメージが及びます。

パーマや縮毛矯正も髪の結合を一度切断してから新しい形に固定するため、髪のタンパク質構造に大きな負担がかかります。

繰り返し施術を行うと髪が細くなり、ハリやコシがなくなるだけでなく毛先がスカスカになって切れ毛が増えてしまうこともあります。

カラーやパーマを繰り返すことで髪の弾力や強度が低下してダメージが深刻化するため、頻度や施術方法に注意しましょう。

傷んだ髪は修復できなくても補修できる!その方法とは?

傷んだ髪を補修する方法は、以下の通りです。

・正しくシャンプーをする
・ブラッシングをする
・トリートメントで補修ケアをする
・傷んだ毛先をカットする
・髪を効率良く乾かす
・紫外線対策をする

それでは、傷んだ髪を補修する方法についてご説明しましょう。

正しくシャンプーをする

シャンプーは髪や頭皮の汚れを落とすために欠かせませんが、間違った方法で洗うと髪に余計な負担をかけてしまいます。

たとえば洗浄力が強すぎるシャンプーを使用すると、髪の保湿成分まで洗い流してしまい、乾燥やパサつきを引き起こす原因になります。

したがって、傷んだ髪にはアミノ酸系のシャンプーなど、髪に優しい成分が含まれたものを選ぶと良いでしょう。

また、爪を立てずに指の腹で優しく洗い、すすぎを丁寧に行うことも大切です。

熱すぎるお湯は髪を乾燥させる原因になるため、38℃前後のぬるま湯で洗いましょう。

ブラッシングをする

ブラッシングは髪の絡まりをほどいたり、頭皮の血行を促進したりする効果があります。

しかし、間違った方法で行うと髪を引っ張ってしまい、逆にダメージを悪化させる可能性があります。

髪が濡れている状態は特にデリケートなので、無理にブラシを通すのは避けましょう。

まずは目の粗いコームで毛先から優しくとかし、徐々に根元へ向かってブラッシングするのがポイントです。

また、クッション性のあるブラシや天然毛のブラシを使用すると、髪の摩擦を抑えながらツヤを出すことができます。

トリートメントで補修ケアをする

傷んだ髪の補修にはトリートメントが欠かせません。

トリートメントには髪の内部に浸透し、ダメージを補修する成分が含まれている内部補修タイプと髪の表面をコーティングし、手触りをなめらかにする外部補修タイプがあり、髪のダメージに応じて使い分けることが重要です。

傷んだ毛先をカットする

髪のダメージがひどくなると枝毛や切れ毛が増えてしまいます。

一度傷んでしまった髪は元には戻らないため、傷みが目立つ部分は思い切ってカットするのもおすすめです。

毛先がスカスカになっていたり指通りが悪くなっていたりする場合は、定期的にカットをして整えることで健康的な髪をキープできます.

カットをしないまま放置するとダメージが広がってしまう可能性があるため、こまめにメンテナンスをすることが大切です。

髪を効率良く乾かす

髪を自然乾燥させるとキューティクルが開いたままになり、ダメージが進行しやすくなります。

したがって、正しい方法でドライヤーを使って、できるだけ素早く乾かすことがポイントです。

ドライヤーを使用する際は、最初にタオルドライで余分な水分をしっかり吸収させます。

その後、ドライヤーを髪から15cmほど離して、根元→中間→毛先の順に乾かすようにすると、髪への負担を軽減できます。

最後に冷風を当てることで、キューティクルを引き締めてツヤを出すことができます。

紫外線対策をする

紫外線は髪の大敵です。

日常的に紫外線を浴びることで髪の水分が奪われ、乾燥やパサつきが進行してしまいます。

また、髪のタンパク質が分解されることで枝毛や切れ毛が発生しやすくなるため、紫外線対策は欠かせません。

外出する際は帽子や日傘を活用すると共に、UVカット効果のあるヘアスプレーやオイルを使用するのも効果的です。

特に夏場やアウトドアは、こまめに紫外線対策をすることで髪のダメージを最小限に抑えられるのがポイントです。

まとめ

一度でも傷んだ髪は二度と修復することはできませんが、これ以上傷まないようにするためにもさまざまな対策をしたり、トリートメントで補修したりすることが大切です。

常日頃からさまざまな対処法を実践することで、美髪を維持することができるでしょう。

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この記事を監修した美容師
美髪特化美容師 サトウ ヨウスケ
美髪特化美容師
サトウ ヨウスケ

シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
最短スタイリストデビューを実現。
美容学校の外部講師も経験している。

シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
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美容学校の外部講師も経験している。

 

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