【先端恐怖症】美容院で前髪を切るのが怖いお客様へ
先日初めて担当した大学生のお客様。
普段は日本にはおらず、高校生の時から海外で学ばれているとのこと!
自分が高校生の時は海外に勉強しに行こうとは思えなかったし、実際に行動されている事が素直に尊敬できて、とても良い刺激をいただきました^ ^
初回のメニューはカットのみで、1週間後にカラー。
2回目の担当時に、何気ない話からお聞きしたのですが、実は「先端恐怖症だった。」とのこと。
美容院で切ろうが、セルフで切ろうが、前髪を切るのに恐怖心があるとのこと、、!
先端恐怖症とは?
wikipediaによりますと、
先端恐怖症または尖端恐怖症(せんたんきょうふしょう、belonephobia)とは、鋏・針・鉛筆・刃物・前髪・顎など、先端が尖ったものが視界に入った時に強い精神的動揺を受ける、恐怖症の一種である。
美容院で前髪を切る時は、目をつぶって我慢するらしい。
ですが全く動揺している様子がなかったので、気づく事ができなくて反省しました。
先端恐怖症について調べてみましたが、人によって症状に差があるようで、
→尖ったものを見ただけで恐怖を感じる場合。
→至近距離まで近づくと少し恐怖心を感じたりなど、
症状は様々。
今回のお客様は発汗、震えなどは無く重度ではなかったかもしれませんが、少しでも恐怖心があると美容院に行くのも辛くなってしまいますよね!
対策
先端恐怖症の症状の大きさによって限界はあると思うのですが、できるだけの対策を考えてみます。
①フェイスプロテクション
顔まわりにシールを貼って、その状態で前髪をカットすると髪やハサミから守られている感があると思います。
またフェイスプロテクションを色で塗りつぶし、ハサミが見えない状態にするのも良いのでないでしょうか。
②レザーとすきバサミ
先端恐怖症は尖ったものが刺さってしまうイメージが恐怖心を誘ってしまう事もあるようです。
ハサミには色んなタイプがあって、特にすきバサミは先端が丸くなっているタイプが多いです。
ですから真っ直ぐ刺さる事はありませんし、刃が特殊なので指を挟んだとしても包丁のように鋭く切れることはありません。
またレザー(写真下の黒い物)も同じで、切る部分が特殊な形をしていて包丁のようにスパッと切れる事はありません。斜めにスライドさせならが動かすと髪だけ切れる構造になっているので通常のハサミより安心感がある場合もあるのではないでしょうか。
まずは相談を!
先程言ったように限度はあります。。。
ですが今回のお客様のように担当美容師に伝えた方が宜しいかと思います。
スローペースで施術を進めたり、接客の進め方が変わって少しでも影響を緩和させる事ができる場合もあるはずです。
言いづらい時もあるかもしれません。
そんな時は事前にLINEでご相談も受けつております。
気軽にご相談ください^ ^