髪質改善をしても効果を感じない理由
「髪質改善したのに髪が綺麗にならない。」
そんな意見をしばしば聞きます。
中には、「髪質改善を髪が傷んだ。」
そんな相談を受けることも多いです。
結論から申しますと、
●やり方が髪質に合っていない
●美容師の技術、知識不足
そもそも髪質改善って何?
実は美容院によって内容は全く異なるのですが、次の3つのタイプに分けられます。
●美容院のトリートメント
●凄く弱めの縮毛矯正
●へナ
美容院のトリートメント
美容院でトリートメントをしてくれますよね。
この名称を「髪質改善」にされている。
凄く弱めの縮毛矯正
正式な理論的には縮毛矯正では無いのですが、やっている事は凄く弱めの縮毛矯正をしているようなもの。
薬剤の力に耐えれないブリーチ毛に対して縮毛矯正をする時と内容は殆ど同じです。
ヘナ
カラーでも使われるヘナ。実は髪を強く環境を整えてくれる効果がある。
「美容院オリジナル」と謳っていることも多いですが、必ずこの3つに区分できます。
ただここでハッキリさせておきたいと事は、
優れた髪質改善というのは「オリジナル」や「方法」が凄いのではなく、美容師が『髪質に合わせた方法』を『上手く施術しているか』どうかで決まります。
それぞれの髪質改善にはデメリットもありますので、もっと詳しく知りたい方はこちら。
髪質改善で髪が傷んだ理由
髪が傷んでしまった場合は「凄く弱めの縮毛矯正」系の髪質改善になります。
縮毛矯正でも使うことがある薬剤を反応させて、アイロンを使用する技術なのですが、知られている名称ですと「酸熱トリートメント」「サイエンスアクア」などがあります。
『傷んだ原因』と言ってしまうと、これらの技術に危険さを感じてしまうかもしれませんが決して危険な技術ではありません。
先程も言いました通り、適材適所で上手く施術ができているかが重要で、喜んでいるお客様も沢山います。
「技術力」「知識」が必要な縮毛矯正に近い技術ですので、髪質を考えずに何度も施術してしまうと傷んでしまいますし、ビビリ毛になられている方も少なくないです。
効果を感じない理由あるある
→SNSを見てると
→髪が綺麗なストレートになっていた
→実際にやってもらう
→その日はストレートだけど数日後は元通り
この理由は、「美容師が最後にアイロンで仕上げているから」です。
→最後の仕上げでストレートアイロン
→アイロンでストレートにしているので洗えば元の髪質に戻ります
アイロンをした方が良い場合もありますが、
お客様がイメージしているのは「洗った後もずっと綺麗なストレートヘアになる。」というイメージではないでしょうか。
「美容院のトリートメント」「ヘナ」によって綺麗にできる場合もありますが、元々の髪質の形状をストレートに変える力はありません。
ですので地毛が強い癖毛ですと「トリートメント系」「ヘナ」をしてもストレートにはできませんので「弱めの縮毛矯正系」になります。
ただストレートにする力が弱いので「効果を感じない。」「数日は綺麗だった。」に繋がっていることが多く見受けております。
その場合、そもそも髪質改善に拘らず上手く縮毛矯正をすると長期間 キレイが続くので最適な場合が多いです。
美容院によって方法が異なるなら
殆どの美容院が髪質改善の方法は1種類のみ。
対応できない場合が多かったり、そもそも理論が難しかったり、、
実際に「髪質改善」のしている美容師の7割以上が「正直、綺麗になっている実感がない」とのこと。。。
現状は様々な事情があるみたいです。
●1種類しかないし、対応できない
●そもそもよく分からない
●上司の指示でやらなくてはいけない
僕はフリーランスで活動しているのでお客様との信頼関係が重要です。
綺麗にならないと思った事は伝えないといけませんし、確実に綺麗にしていかないといけません。
ですので3種類の髪質改善は質の良いものに変え、更に2種類増やしてどんな髪質でも対応できる準備を整えました。
「これが僕の中で一番良い答えです。」