縮毛矯正は自分でやってもOK?実はデメリットが多い理由を解説します!
縮毛矯正を行うにあたって気になるのが、自分で縮毛矯正を行うことはできないのかという点です。
ストレートアイロンなどを使えば自分で縮毛矯正ができるのではないかと思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、結論から言えば縮毛矯正を自分で行うのはおすすめできません。
それでは、縮毛矯正は自分でやっても大丈夫なのか、縮毛矯正を自分で行うデメリット、それでも縮毛矯正を自分で行いたいときのポイントについてご説明しましょう。
縮毛矯正は自分でやっても大丈夫?
結論から言えば、縮毛矯正を自分で行うのは大丈夫ではありません。
確かに自分で縮毛矯正をすることができれば、美容院で縮毛矯正を受ける必要性がなくなるため、総じて費用を安く抑えることができます。
しかし、自分で縮毛矯正を行うことによるメリットはそれだけです。
そこまでして縮毛矯正を自分で行うのはダメだと言われるのか、それは縮毛矯正自体が非常に難易度が高い施術であり、とても自宅でできるようなものではないからです。
確かに市販品で縮毛矯正ができる商品が販売されていますが、やり方を少しでも間違えると途端に髪が傷みやすくなりますし、最悪の場合美容院で縮毛矯正が受けられなくなる可能性があります。
髪にダメージを蓄積させる可能性が非常に高いため、自分で縮毛矯正を行うのはおすすめできません。
縮毛矯正を自分で行うデメリット
縮毛矯正を自分で行うデメリットは、以下の通りです。
・失敗するリスクが非常に高い
・効果が実感しにくい
・髪にダメージを与えるリスクが大きすぎる
それでは、縮毛矯正を自分で行うデメリットについてご説明しましょう。
失敗するリスクが非常に高い
上記でご説明したように、自分で縮毛矯正を行うのはやめましょう。
縮毛矯正は素人が勝手な判断で行っていいものではなく、非常に高い技術と経験があっても失敗する可能性があるものです。
したがって、自分で縮毛矯正を行うと高確率で失敗してしまうでしょう。
縮毛矯正で髪を綺麗に仕上げるというのは単に髪のクセを延ばすのではなく、髪へのダメージを減らして髪の内部の綺麗な状態を保てるかどうかが重要です。
そもそも市販の縮毛矯正を行う人は基本的に縮毛矯正に関する知識が薄い傾向にあるため、そのままでは失敗して髪がチリチリになってしまうなど、さまざまなデメリットが発生します。
効果が実感しにくい
美容院であれば縮毛矯正のすべての工程を行ってくれますが、自分で縮毛矯正を行う場合は美容師が行っていたすべての工程を自分で行わなければなりません。
つまり、薬剤を髪に塗布してからアイロンで髪をまっすぐにするまで、自分が持てるすべての知識と技術で縮毛矯正を行うことになります。
しかし、素人が費用を抑えたいからといって自宅で縮毛矯正を行ったとしても効果が実感しにくいのが大きなデメリットです。
薬剤を塗布する際に付けムラが発生したり、アイロンの入れムラが発生したり、必要以上にアイロンで熱を与えて髪がチリチリになったりとさまざまな問題が発生する可能性があります。
自分では上手くやっているつもりでも、仕上がりがイマイチになる可能性が非常に高いでしょう。
優れた技術や知識、経験があってこそできる施術なので、自分で縮毛矯正を行っても効果は薄いです。
髪にダメージを与えるリスクが大きすぎる
自宅で縮毛矯正をする場合、髪にダメージを与えるリスクが大きすぎるので辞めた方が良いです。
というのも、本来美容院で行われる縮毛矯正はくせ毛の強さや髪質によって薬剤を変えているため、基本的に複数の薬剤を使用しているからです。
1種類の薬剤のみを使って縮毛矯正を行うケースはないからこそ、自宅で縮毛矯正を行うのはやめた方が良いでしょう。
にもかかわらず市販の縮毛矯正は使用している薬剤が1種類しかないので、髪質に合った縮毛矯正を行うことができません。
つまり、1種類しか薬剤が使われていないもので縮毛矯正を行うため、その薬剤の効力が非常に強いものになっています。
したがって、本来強い薬剤を使用する必要性がない髪にも強い薬剤を塗布することになるので、総じて髪全体に与えるダメージのリスクが非常に高くなります。
たとえ美容院で縮毛矯正を行うときの費用が高いと思っても、それは美容師の技術を買っていると思っていいでしょう。
美容院で縮毛矯正を受けた方が良い理由
基本的に縮毛矯正は美容院で受けるのがおすすめです。
上記でご説明したように、縮毛矯正は優れた技術や経験を持つ美容師であっても失敗する可能性があるため、なおさら自分で縮毛矯正を行うのはやめましょう。
美容師は髪の状態を見て最善の縮毛矯正を行えるように準備していきますが、そのポイントは以下の通りです。
・髪質と髪の状態
・髪に合わせた薬剤設定、放置時間、軟化具合の計算
・髪の軟化具合に合わせて引っ張ったときの髪の弾力チェック
・アイロン前の髪の乾かし方で髪の中にどれくらいの水分を残しておくか
・ストレートアイロンの入れ方やスピード、圧力、頭の場所による髪質の違いを考慮して計算する
基本的に美容師は市販の縮毛矯正をおすすめしていません。
何故なら、美容師でも以上のことができないケースがあるため、それほど優れた知識や経験、技術が必要になるからです。
確かに髪の見た目は綺麗になるかもしれませんが、美容師でもできないようなことなのに素人が縮毛矯正をしたところで中身がボロボロの髪になってしまいます。
だからこそ、美容院で縮毛矯正を受けた方がいいと言えるでしょう。
それでも市販品で縮毛矯正を行いたい人の注意点
それでも市販品で縮毛矯正を行いたい人の注意点は、以下の通りです。
・必ずやり方を守ること
・美容院に行ったときに自分で縮毛矯正をしていることを伝える
・ヘアケアを徹底すること
・おすすめランキングや広告は鵜呑みにしない
それでは、それでも市販品で縮毛矯正を行いたい人の注意点についてご説明しましょう。
必ずやり方を守ること
市販品で縮毛矯正を行うのはまったくおすすめできませんが、どうしても市販品で縮毛矯正がしたいなら必ずやり方を守りましょう。
市販品には説明書に縮毛矯正のやり方が記載されているので、説明書の内容の通りに縮毛矯正をやります。
素人考えで所定の時間よりも長く薬剤を浸透させた方が髪を伸ばしやすいといったことをしていると、髪に与えるダメージがとんでもないことになります。
髪にダメージを蓄積させ続けるとビビり毛になったり、まとめて髪がちぎれたりと悲惨なことになるでしょう。
たとえ縮毛矯正が上手くいったと思っていても、見た目が綺麗なだけで髪の内部は多大なダメージを受けていることがほとんどです。
特に、次に縮毛矯正やカラーををする際に失敗する可能性が高くなるため、自分勝手な判断で説明書を無視した縮毛矯正は絶対にしないようにしましょう。
美容院に行ったときに自分で縮毛矯正をしていることを伝える
自分で縮毛矯正を行った後に美容院に行って縮毛矯正を受ける場合、必ず美容師に自分で縮毛矯正を行ったことを伝えましょう。
美容師にとって重要なのは縮毛矯正をかける髪の状態なので、自分で縮毛矯正を行ったことが分かれば、その点を踏まえた縮毛矯正の内容を考えます。
特に美容師に必ず伝えなければならないのが、『自分で縮毛矯正を最後に行ったのはいつ頃なのか』と『定期的に自分で縮毛矯正を行っているのか』の2つとなります。
美容師としても縮毛矯正を行う以上は失敗したくないので、自分で縮毛矯正を行ったときの情報はすべて伝えることが重要です。
縮毛矯正を行った部分はパーマができなかったり、カラーが沈みやすくなったりしますが、特に厄介なのは蓄積されすぎたダメージです。
蓄積された髪のダメージが非常に多いと、美容師としても縮毛矯正ができない事態になりかねません。
ここが、定期的に縮毛矯正を行っているかどうかが重要になるポイントです。
縮毛矯正ができない髪の場合、別の方法を提案されるでしょう。
ヘアケアを徹底すること
自宅で縮毛矯正を行うのであれば、ヘアケアを徹底することが必要不可欠です。
一度でも傷んだ髪は元通りになることはないので、可能であれば自分で縮毛矯正を行うのはまったくおすすめできません。
しかし、それでも市販品で縮毛矯正を行う場合は、せめてヘアケアを徹底することが重要です。
たとえば使用するシャンプーにこだわったり、髪に良い生活習慣を心がけたりすることが挙げられます。
おすすめランキングや広告は鵜呑みにしない
市販品で縮毛矯正を行うのであれば、おすすめランキングや広告は鵜呑みにしないようにしましょう。
というのも、上記でご説明したように髪質やくせ毛の強さなどは人によって千差万別なので、おすすめランキングの市販品が必ずしも自分に合っているとは限りません。
縮毛矯正を行うときは、自分の髪質やクセ、状態に合った薬剤を使わないと綺麗な縮毛矯正を行うことはできません。
にもかかわらずおすすめされているからといって自分に合わない市販品を購入したとしても、綺麗になるどころか失敗するリスクが高くなってしまいます。
広告も同様なので、おすすめランキングや広告の情報を鵜吞みにしないようにしましょう。
まとめ
縮毛矯正を自分で行うのはおすすめできません。
よほどの理由がない限り自分で縮毛矯正を行うのではなく、美容院で縮毛矯正を受けるのがおすすめです。
どうしても自分で縮毛矯正を行いたい場合、必ず市販品の説明書を把握してその通りにやること、ヘアケアを徹底することが大切です。
また、縮毛矯正を受けるとしたら、美容師さんに今まで自分で行った縮毛矯正について洗いざらいすべて伝えましょう。
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来店のご予約お待ちしております。
サトウ ヨウスケ
シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
最短スタイリストデビューを実現。
美容学校の外部講師も経験している。
シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
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美容学校の外部講師も経験している。