【2024年】東京美容院で多種の髪質改善をしてきた研究記録
今では、皆んな一度は聞いたことある『髪質改善』
8年前と比べると認知度が大きく変わったように感じます。
これからも必ず変わっていくのですが、髪質改善の理解を深めたいお客様用にここに記録しておこうと思います。
髪質改善は「美容師によって大きく変わる」
①昔からある美容室のトリートメント
美容室のトリートメントメニュー。
内容は従来のシステムトリートメントになります。
②ヘナを使う髪質改善
主にカラーで使用されるヘナ。
ヘナは髪を強くする効果がありますので、髪との相性がいいと大きな効果が発揮されます。
特に「髪が以前より細くなった。」など、エイジングケアを狙う場合の相性が良いです。
③「酸熱」系
現在は酸熱系の施術が多いように感じます。
名称が「酸熱」でなかったり、「酸熱とは違う」と謳っていても、内容は「酸熱系」と大きく変わらないように感じます。
そして、この「酸熱系」の薬剤や施術内容が毎年たくさん生まれています。
酸熱系が進展している
酸熱トリートメントが話題になり、アルカリ酸熱が注目されたり。
グリオキシル酸から始まり、グリオキシロイルカルボシステインやグリオキシロイルケラチンアミノ酸が注目されて色んな意見が生まれています。
今までの「酸熱(グリオキシル酸)」のデメリット(髪が硬くなる場合がある、熱やけする可能性)を無くして、効果をだすためにグリオキシロイルカルボシステインやグリオキシロイルケラチンアミノ酸が注目されたけど、失敗は減るけど効果が薄くなる傾向があり、
結局「酸熱(グリオキシル酸)」の濃度を下げた施術と差がなく、その割に薬剤コストが大きい問題がでたり、グリオキシル酸とグリオキシロイルカルボシステインを割って使用する施術もでてきたり、美容師さんによって色んな髪質改善が派生しています。
また、そもそも「酸熱系」の酸が髪に残ることを考えると、髪質改善アンチ派の美容師さんもいることが現状です。
僕の「髪質改善の結論」
ここまでにあるように、美容師さんによって考えが異なることが伝わったと思います。
僕自身たくさんの薬剤を使用して、セミナーに参加して、お客様を施術してきての結論は、
「理論も大切だけど、お客様に喜んでもらえるかが全て」
僕は①②③全ての髪質改善を準備してサロンワークしています。
お客様の「髪質」「施術」「薬剤履歴」「理想像」も違うので、そこにフィットするように選択することが最善だと思います。
①②③の派生形も準備して、全ての最適な提案をすることがお客様にとって一番良いのではないかと思っています。
また髪質改善をしたいのではなく、お客様自身も髪を綺麗にすることが目的だと思います。
髪を綺麗にする方法は沢山あるので、一概に髪質改善の施術が最適でない場合もあります。そこも含めて提案してお客様に喜んでもらえるように精進していこうと思います。
わからないことなどありましたら、気軽にご相談お待ちしております。
サトウ ヨウスケ
シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
最短スタイリストデビューを実現。
美容学校の外部講師も経験している。
シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
最短スタイリストデビューを実現。
美容学校の外部講師も経験している。