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湿気で髪がうねらない方法 外出時のうねり対策や自宅ケアのコツを紹介

「髪がうねってうまくまとまらない・・・」
くせ毛やパーマをかけている方なら、湿気の多い日に誰しもが経験するものです。

そこで今回は、なぜ湿気で髪がうねるのか、できるだけ髪がうねらないようにする方法とあわせて解説します。

恵比寿の縮毛矯正髪質改善専門、美髪特化美容師のサトウヨウスケです。
お客様の髪を綺麗にすることに特化して、美しい髪を育むための施術とアドバイスを行っています。自信をもって美しい髪を手に入れていただけるよう精一杯努めます。

湿気で髪がうねるのはなぜ?髪のうねりの原因

湿気で髪がうねるのはなぜ?髪のうねりの原因
雨の日や梅雨時期というのは、湿気が多くなって髪の毛がうねりやすくなります。
では、なぜそもそも湿気で髪がうねるのか、その原因は髪の毛が空気中の水分を吸収して膨張する点にあります。

雨の日は湿度が80〜90%にもなり、髪の毛の周辺に空気中の水分が常にある状態です。
そうなると、髪の毛が水分を受け取り、水素結合によってうねりを生み出します。
基本的には、ストレートの方よりもくせ毛やパーマをかけている方のほうが、湿気で髪がうねりやすいです。

特に、パーマやカラー、縮毛矯正によって髪がダメージを受けていると、より湿気による影響を受けやすいでしょう。
ダメージを受けた髪の毛はキューティクルが剥がれてしまいます。

キューティクルは髪内部の水分の保護も行っているので、剥がれ落ちてしまうことで蒸発しやすくなるのです。
そうなると髪内部が水分不足になり、湿気によって空気中の水分を吸収しやすく、結果的にうねりが大きく出てしまいます。

簡単にできる!湿気によるうねりを抑える方法

簡単にできる!湿気によるうねりを抑える方法
湿気によるうねりを抑えるなら、以下の方法がおすすめです。

・ヘアオイルによるキューティクル保護
・ブラッシングでうねりを予防

ヘアオイルは、髪表面に油分をコーティングし、水分による影響を抑える働きがあります。
使いやすさや効率を考慮すると、ミストタイプのヘアオイルがいいでしょう。
ミストタイプであれば、オイルのデメリットである髪のベタベタ感を最小限に防ぎ、なおかつコーティング作用も発揮します。

また、カバンにも入れやすく必要なときにサッと使えるため、突然の雨や出先で髪がうねらないようキープする際にも役立つでしょう。
もちろん、好みによってはオイルやクリームタイプのヘアオイルを使用しても問題ありません。

ただし、つけすぎてペタッとならないように注意してください。
続いて、ブラッシングによるうねり予防ですが、湿気や水分を髪全体に広げるのが目的です。

ミストタイプ同様に、バッグやカバンに入れやすく、すぐに使えるため、湿気が多い日にはこまめにブラッシングをしてうねりを抑えましょう。

出かける前にケア!湿気で髪がうねらない方法

出かける前にケア!湿気で髪がうねらない方法
出かける前のケアでも、髪のうねりは抑えられます。
ここでは、湿気で髪がうねらないように、出かける前にできるケア方法をいくつかご紹介します。

ブロー後は冷風で仕上げて

シャワー後にドライヤーによるブローを行う際、仕上げに冷風をあててあげると、うねりをある程度抑えられます。
温風で仕上げてしまうと、髪の毛が乾燥しやすいので、多少の水分が不足する可能性が高いです。

ブロー自体、キューティクルを閉じさせて外部からの水分吸収を抑える働きがあるので、髪にダメージを与えずにうねりを抑えるなら冷風が適切でしょう

アイロンで髪型をキープする

うねりを出さないという意味では、アイロンで髪型をキープするのも方法の1つです。
アイロンによる熱で髪を固定すれば、ヘアスタイルが崩れにくくなります。
しかし、髪の毛は高温がダメージになるため、アイロンの長時間使用はおすすめできません。

うねりが気になるからといって、髪の毛の固定を意識しすぎないようにしましょう。

軽めのスプレーで髪をコーティング

ヘアスプレーを使って髪表面に皮膜を作ってあげると、うねりが生じにくくなるのでおすすめです。
どうしても雨の日や湿気の多い日はうねりやすく、ヘアスタイルを維持するのが難しくなります。

そのため、ヘアオイルやアイロンだけでなく、ヘアスプレーを使って外部からの水分の侵入を防いであげるのが効果的です。

スタイリング剤は水分量の少ないものを

ケアというよりも注意点ですが、湿気のある日にジェルやグリーズといった水分量の多いスタイリング剤の使用はおすすめできません。
髪のボリュームの調整は水分・油分のバランスが大切で、湿気で水分が多いとスタイリングがうまくまとまらない可能性があります。

そのため、クリーム系やオイル系のような水分をあまり含まないスタイリング剤を用いましょう。

湿気で髪がうねらないようにするためのホームケア

湿気で髪がうねらないようにするためのホームケア
湿気による髪のうねりを抑えるには、日頃のホームケアも大切です。
ここでは、どのようなホームケアをすればいいのかについてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

髪をうねりにくくするシャンプーの方法

シャンプーの方法によっては、髪にダメージを与えてしまうので、正しい手順を覚える必要があります。
基本的には、以下の方法でシャンプーをしましょう。

・ブラッシングやてぐしで髪表面の汚れを落とす
・お湯だけで髪を予洗いして汚れを落とす
・シャンプーを手にとり十分に泡立ててから使う
・爪を立てずに指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗う
・洗い残しがないよう十分にすすぐ

髪が濡れるとキューティクルが開き、摩擦に対して弱くなるので、できるだけゴシゴシと洗わないのがうねりにくくさせるポイントです。
また、シャンプーを行う前に予洗いを丁寧に行えば、汚れはある程度落とせる点を意識しましょう。

髪をうねりにくくするトリートメントの仕方

トリートメントは、髪表面をコーティングして水分の吸収を抑える働きがあります。
うねりを抑えるには効果的なケアなので、自宅でも行うようにしましょう。
種類としては、補修成分が含まれているタイプがおすすめです。

インバストリートメントの場合は、成分が内側まで浸透するよう、つけてから時間をおいて洗い流しましょう。
また、アウトバストリートメントを活用するのも効果的です。

アウトバストリートメントは、洗い流す必要がなくトリートメントの効果を引き出せるので、うねりを抑えやすくなります。
ホームケアによって髪のうねりを抑えるなら、トリートメントを活用しましょう。

髪をうねりにくくするトリートメントの仕方

トリートメントは、髪表面をコーティングして水分の吸収を抑える働きがあります。
うねりを抑えるには効果的なケアなので、自宅でも行うようにしましょう。
種類としては、補修成分が含まれているタイプがおすすめです。

インバストリートメントの場合は、成分が内側まで浸透するよう、つけてから時間をおいて洗い流しましょう。
また、アウトバストリートメントを活用するのも効果的です。

アウトバストリートメントは、洗い流す必要がなくトリートメントの効果を引き出せるので、うねりを抑えやすくなります。
ホームケアによって髪のうねりを抑えるなら、トリートメントを活用しましょう。

髪をうねりにくくするヘアオイルの方法

ヘアオイルはアウトバストリートメントと同様の効果があり、髪の水分蒸発を防ぎつつ、外部からの水分吸収を抑えます。
髪が保湿できると、うねりだけでなく広がりも防いでくれるので、ストレートのヘアスタイルを維持したい方にとって最適なアイテムでしょう。

また、ヘアオイルは髪の毛を熱から守る働きもあります。
タオルドライ後にヘアオイルを用いれば、ドライヤーの熱から髪を保護できるため、必要以上のダメージを防げるでしょう。

髪をうねりにくくするドライヤーの仕方

髪の毛を乾かすために用いるドライヤーは、うねりと関係なさそうに見えて、意外にもつながりがあります。
ドライヤーの噴出口付近は100度以上にもなり、当て続けると髪の毛を構成するタンパク質が変性し、水分が蒸発しやすくなるので注意です。

正しいやり方としては、まず髪の毛からドライヤーを10cm以上離して使い、髪の根本や頭皮から先に乾かすイメージで使いましょう。
根本→中間→毛先といった順番で風をあてていき、9割ほど乾いたら冷風に切り替えて仕上げてください。

髪をうねりにくくするブラッシング方法

ブラッシングによって髪を整える方も多いですが、やり方を間違えると摩擦が増えてしまうのでダメージを受け、うねりやすくなります。
正しいブラッシング方法は、以下の手順です。

・毛先から徐々にブラッシングしていく
・絡まりに対しては無理に引っ張らず、毛先のほうから少しずつとかしていく
・最後に根本から毛先に向かってブラッシング

正しいブラッシングができれば、自然なボリューム感とキューティクルが整うので、うねりを抑える要因になるでしょう。
普段の何気なく行っているブラッシングも、うねりを抑えるポイントになると考え、意識していきましょう。

湿気の多い時期は事前に対策しよう

湿気の多い時期は事前に対策しよう
今回は湿気で髪がうねる原因と対策、ケア方法について解説しました。
髪がうねるのは髪の毛が水分を吸収して膨張することによって起こります。
原因としては、髪の毛がダメージを受けている、キューティクルが開いているとうねりやすいです。

今回紹介した対策やケア方法を活用して、湿気の多い日でもうねらないヘアスタイルを目指していきましょう。

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