縮毛矯正で臭いが発生してしまうのはなぜ?臭いの対処法を解説します!
「縮毛矯正を受けたけど臭くてしょうがないんだけど!?」
「縮毛矯正で臭くなるのはなんで?」
「縮毛矯正の臭いはどうにもならないの?」
以上のような悩みや疑問を感じている人も多いのではないでしょうか?
縮毛矯正はくせ毛を伸ばしてストレートにする施術であり、今までくせ毛に悩んでいる人もおすすめの方法です。
しかし、さまざまなメリットがあるはずの縮毛矯正を受けると臭いが発生することがあります。
この臭いが耐えられず、縮毛矯正を受けたくないという人もいるほどですが、なぜ臭いが発生してしまうのか気になる人も多いかもしれません。
縮毛矯正を受けるたびに臭いに悩まされていては困るので、臭い対策が必要です。
それでは、縮毛矯正とは何か、持続期間や施術を受ける頻度、なぜ臭いが発生してしまうのか、臭いはどのくらいで消えるのか、臭いが発生したときの対処法についてご説明しましょう。
縮毛矯正とは?
そもそも縮毛矯正とは、特殊な薬剤を使用することでくせ毛や広がった髪をストレートにする施術方法です。
自力で髪をストレートにするのはかなり難しく、特にくせが強い髪や縮れた髪はとても扱いづらいので困る人も多いでしょう。
ですが、縮毛矯正を受けることによってどんなにくせが強くても髪が縮れていてもストレートになるのが最大のポイントです。
美容院によっては部分的に縮毛矯正をかけることもできるため、一部分のみをストレートにしたい人におすすめです。
縮毛矯正の持続期間
縮毛矯正を受けるにあたって気を付けたいのが、縮毛矯正の効果は永続ではないという点です。
厳密には縮毛矯正をかけた部分は半永久的にストレートのままですが、新しく伸びた髪の部分は紙質が変わったわけではないのでくせ毛のまま生えてきます。
つまり、縮毛矯正を受けた後も伸びた髪に対して縮毛矯正をかける必要性があります。
とはいえ、髪が伸びる速度は人によって大きく違うので、縮毛矯正の持続期間は4ヶ月~半年程度です。
また、髪の長さによって縮毛矯正の持続期間が変わるので注意しましょう。
髪が短いと縮毛矯正をかける範囲が少ないため、髪が長い人より持続期間が短くなります。
縮毛矯正を行う頻度
縮毛矯正を行う頻度は、綺麗な状態を保つためにも3ヶ月~6ヶ月に1回程度が目安となります。
髪が短い人は長い人と比べて早めに縮毛矯正をかける必要性があるので、2ヶ月~5ヶ月に1回程度受けると綺麗な状態を保ちやすいでしょう。
ただ、くせ毛が気になるからといって頻繁に縮毛矯正を受けてしまうと、かえって髪にダメージを与えてしまうのでおすすめできません。
だからこそ、数ヶ月も間を空けて施術を受けるのが得策です。
美容院によっては髪が伸びた部分だけをリタッチしてくれるメニューが提供されていることがあるので、リタッチしてくれる美容院を選ぶのも良いでしょう。
縮毛矯正で臭いが発生してしまうのはなぜ?
縮毛矯正で臭いが発生してしまう理由は、以下の通りです。
・薬剤の臭いが残る
・施術ミス
縮毛矯正を受けて発生した臭いが気になってしょうがないという人もいるでしょう。
基本的に薬剤の臭いが残ることが大きな原因ですが、場合によっては美容師の施術ミスと言うこともあり得ます。
それでは、縮毛矯正で臭いが発生してしまう理由についてご説明しましょう。
薬剤の臭いが残る
縮毛矯正を行った後に臭いが残ってしまう原因は、縮毛矯正で使用した薬剤の成分が髪の中に残っているからです。
美容院側は臭いが残る可能性があることを知っているので処置を彫子してくれますが、どんな処置をしてくれるのか、そもそも処置をしてくれるかどうかは美容院によって違います。
これは、美容院によって使用している薬剤が違うからです。
もちろん使用する薬剤の中には臭いが発生しないものもあるので、どうせならそちらを使ってほしいという人もいるでしょう。
ですが、美容院としては髪質や髪の状態に合わせて薬剤を選んで使用します。
この薬剤次第で仕上がりに大きな影響を与えるため、臭いが発生するかどうかは二の次です。
美容院によっては臭いが発生する薬剤しかないこともあるでしょう。
したがって、縮毛矯正の仕上がりを気にするときほど、薬剤の臭いからは逃れられない可能性が高いです。
施術ミス
滅多に起こり得ませんが、美容師の知識や技術が不十分だと施術ミスによって強い臭いが残る可能性があります。
もしも焦げたような臭いや枯葉のような臭いがしたら、施術ミスによる臭いだと思った方が良いでしょう。
ここまでの臭いが発生するのは、美容師の知識や技術不足によって、髪に対する薬剤の反応が終わっていなかったり、薬剤が髪の内部に残ったまま縮毛矯正を行ったりするからです。
髪の反応が終わっていないというのは、縮毛矯正の作業工程を無視しているというものです。
基本的に縮毛矯正を行うときは薬剤を2回つけますが、2回目に薬剤をつける際に髪の形を固定していきます。
これは薬剤によってアルカリに変化した髪を酸化させる大事な工程です。
しかし、酸化の工程が不十分だと薬剤がしっかりと固定されないので、髪の内部に臭いが残り続けてしまいます。
また、薬剤が髪の内部に残ったまま縮毛矯正を行うと高温によって強い臭いが発生しますが、これは1回目の薬剤が反応している最中にアイロンの高温が当たるが原因です。
反応している最中の薬剤はしっかりと洗い流したとしても反応が残り続けるため、高温を当てることで髪の内部が焦げてしまうのが問題です。
十分な知識や技術がある美容師であれば、しっかりと水分を飛ばすことで薬剤の反応を止めます。
美容師の技術や知識不足はあまりありませんが、万が一のときのためにも経験豊富な美容師が在籍している美容院を選びましょう。
臭いはどのくらいで消える?
縮毛矯正による臭いから逃れられないのだとするなら、臭いがどのくらいで消えるのか気になる人も多いでしょう。
基本的に縮毛矯正で使用した薬剤による臭いは、2週間~3週間程度で消える可能性が高いです。
人によっては長いと感じるかもしれませんが、意外と周りの人は気にしていないかもしれません。
自分だけが臭いに過剰になっていることもあり得るので、そこまで気にしない方が良いでしょう。
とはいえ、自分の頭から薬剤の臭いがしていることを気にしすぎてストレスが溜まってしまうため、あまりにも気になる人は早々に対処するのがおすすめです。
縮毛矯正で臭いが発生したときの対処法
縮毛矯正で臭いが発生したときの対処法は、以下の通りです。
・香りが良いシャンプーを使う
・ヘマチンを使う
・消臭剤を使う
それでは、縮毛矯正で臭いが発生したときの対処法についてご説明しましょう。
香りが良いシャンプーを使う
基本的に臭いには香りで対処するのが最も手軽なのでおすすめです。
香りが強いもので臭いをごまかすやり方ではありますが、それでも何もしないよりかはマシになるでしょう。
たとえば、いつもは使わないような香りが強いシャンプーを使ったり、臭いを取るタイプのシャンプーを使用したりするのがおすすめです。
場合によっては香りが良いトリートメントを使って臭いを消しつつ髪のホームケアを徹底するといったこともアリです。
自分でどんな香りのシャンプーを使えばいいのか、いろいろと試しながら探すと良いでしょう。
ただし、香りが良いシャンプーを使ううえで注意したいのが、縮毛矯正で非常に強い臭いが発生しているケースです。
既に縮毛矯正後に強い臭いが発生している場合、香りが強いシャンプーを使うと臭いと香りが戦うようになってしまい、臭いをごまかすどころか相乗効果でより強い臭いになってしまう可能性があります。
もしも非常に強い臭いが発生している場合は、香りが良いシャンプーではなく別の対処法を試した方がいいかもしれません。
ヘマチンを使う
ヘマチンとはさまざまな製品に配合されている成分の一つであり、活性酸素を除去して抜け毛の進行を防ぐ役割があります。
ですが、それ以外に髪の中に残っている臭いの元を除去する効果も期待できるのがポイントです。
消臭効果を期待するなら、ヘマチンが配合されているものを使用すると良いでしょう。
消臭剤を使う
また、場合によっては消臭剤を髪にかけるという方法もあります。
消臭剤を髪にかけて本当に大丈夫なのかと思う人も多いかもしれませんが、基本的に髪に悪影響を及ぼすような成分は配合されていません。
そもそも室内に設置する消臭剤の成分は自然と吸い込んでいるので、人間が吸い込んでも問題ないものであれば髪に使っても問題ないという点です。
ただし、使用する際はあまり大量に吹きかけないこと、そして微香タイプよりも無香タイプの消臭剤を使用しましょう。
一度に大量に吹きかけると髪がべたついてしまいますし、微香タイプだと薬剤の臭いと混ざり合って悪臭になる可能性があります。
まとめ
縮毛矯正を受けて髪がストレートになって喜んでいたのも束の間、なんだか妙な臭いがずっと続いて嫌な思いをしている人も多いかもしれません。
基本的に薬剤の臭いが残っているのが原因なので、2週間~3週間程度で自然と消えます。
しかし、その間も臭いが気になって仕方がないという人は、さまざまな対処法を実践するのがおすすめです。
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