「髪質改善で失敗しないために」5種の髪質改善を見極める
髪質改善というワードが定番化してきて、『髪質改善』のメニューがある美容院が多いですよね。
「でもイマイチよくわからない。」
「あまり効果を感じない。」
そんな声でなく、
「◯◯という髪質改善したら髪が傷んだ。」という声も聞きます。
美容院によって理論や方法も大きく異なる
僕が『髪質改善』という施術を行い始めてから約4年ほどになります。
『常に一番良いものを』を心がけて、色んな理論を見てきました。
その中ででた結論は、人によって相性の良い髪質改善が異なります。
満遍なく、どんな人にでも使用できる方法もありますがベストとは限りません。
お客様に喜んでいただけたらと申し分無いと思いますが、僕は一番良いこと?真実は?ここ追求するのが好きです。
①100%純度のヘナ
ヘナを使った髪質改善をしている美容師さんは少数ですが、髪質との相性が良いと非常に優れた効果を発揮します。
乾かしただけの『素髪』でも、
●広がり
●パサパサ感
こちらを無くすことができます。
髪一本ずつを強くすることができて、髪と頭皮の環境を良くしてくれます。また藍色のヘナには育毛効果も期待できます。
デメリット
●相性が悪い、方法を誤るとバサバサ感が凄い
→このバサバサの理由はダメージではありませんが、質感が崩れすぎるとストレスが大きい)
●1週間ほど抹茶のような香り
→気にならない方も多いですが、好みは分かれます
●植物アレルギーだとできない
→頭皮や肌が敏感だったり、カラーアレルギーがある人でも植物アレルギーがなければ安心して使用できます
②オリジナルトリートメント
よくある①のトリートメントして、次に②のトリートメント。
①→②→③→④
このようなシステムトリートメントって安易過ぎない??
見習い時から思っていたので、、、その人の髪の状態、薬剤履歴から適切な薬剤で選択します。
その人にあった一番良いものを組み合わせますが、髪の形状を変えることはできません。
●髪の硬さをほぐしたり
●傷んでいる環境を整えたり
●悪い成分を取り除いたり
●引っ掛かりを緩和させたり
お客様に伝わりづらい部分ですが、長期的に見ると必要なこと。
伝わらないことにお金をかけていると批判の声もありますが、伝わる人には伝わると思っています。
③質感調整
縮毛矯正をするほどでも無い髪質。
「切れ毛、アホ毛だけ少し抑えたい」
そんな人にお勧めする技術。
酸性領域で行うので、酸熱トリートメント、サイエンスアクアなどに近い技術。
ただ僕の『質感調整』のこだわりとしては『グリオキシル酸』という成分を使わないこと。
髪質改善でよく使われている成分なのですが、よくブリーチ毛に対する縮毛矯正やビビリ直しで使用されていた成分。
ものすごく弱い力で、髪への負担を抑えつつクセを伸ばすことができるのですが、実はまだ分からない事が多い成分です。ググってみると色々でてきますっ!
キューティクルが剥がれたり、その後の薬剤施術に影響があったり。。。
ですので僕はまた違った薬剤を組み合わせて調合し、安心できる方法で施術しています。
④素髪デザイン
縮毛矯正の応用技術。
縮毛矯正をする事が多いからこそ生まれた技術。
縮毛矯正の一歩手前というか。
アイロンをしなくても乾かしただけで理想の髪質に変える技術。
髪質に合わせて、弱い〜強い薬剤を適材適所で使い分けて、
アイロンワークやカットの感覚でデザインしていきます。
⑤薬剤施術の贅沢サポート
カラー、パーマ、縮毛矯正など。
薬剤を使った施術のクオリティを最高に引き出すためのサポート。
技術の内容に応じて5種以上の薬剤を加えて施術していきます。
●ダメージを限界まで抑える
●もちを出来るだけよくする
沢山の薬剤を使えば良いわけではありませんが、出来る限りの最高までクオリティを高めて長期的な効果を狙います。
まとめると
どんな人にでも相性が良い髪質改善はありません。
またそもそも髪質改善をしなくても綺麗に出来る場合もあります。
自分に合っている技術で自分史上最高の髪を探してみましょう♪