【縮毛矯正してるから短くできないと言われ続けた髪質】本当にショートボブにできない?
先日担当させていただきましたお客様。
髪が広がりやすく、
「いつも縮毛矯正をしている。」とのこと。
ですが「縮毛矯正をしてもなかなか綺麗なストレートにならない。」というお悩み。
念入りにカウンセリングしてみますと、
●縮毛矯正してもストレートになりきれてない
●縮毛矯正とカラーのダメージが大きい
●細い、柔らかい髪質
●もう何年も長い髪だから「短くしてみたい。」
●髪を綺麗にしたい
縮毛矯正すると髪がストレート気味になるので、縮毛矯正に慣れている美容師出ないと自然な髪質にすることはできません。
更に短いボブやショートにするには、
●内巻きに縮毛矯正する技術
●縮毛矯正用のカット技術
この2点が必要になり難易度は高まります。
今回のお客様の髪質の場合。
『細い』『柔らかい』
この状態になると技術力の問題ではなく、科学的に内巻きに曲げれない場合もあります。
ですから美容師さんには「短くできない。」と言われ続けたとのこと。
髪を診る限り、同じ美容師として『NG』を出すのは共感できました。
僕のブロー技術で内巻きにしてもお客様が仕上げられなれば意味がありませんし、無理に薬剤を使用してしまいますとダメージが加速してしまいます。
それでも長年ロングヘアでいて、、
「短くしたいけどできない。」
そこでネットで探しに探して僕を見つけてくださったそうで、せっかくご来店いただきましたし、僕も何とか力になりたいと思い。
30分程デメリットを含めて深く話しあいました。
その結果。
「サトウさんでダメなら諦めます。」
そう言っていただけました。
光栄ですが僕の施術次第で今後のヘアスタイル人生が決まるので責任重大です。
理論的に不可能な施術?
ストレートにする事は難しいとは感じないのですが、『細い』『柔らかい』髪の芯がほとんどない髪って理論的に内巻きにする事は出来ないんです。。。
「どうしようかなー。」と悩む部分ではあるのですが、今まで「美容師に断られてネットで探して来た。」などの難しい施術の方を沢山担当してきているので、もう冷汗はかかなくなりました笑
今まで得た『知識』と『経験』で限界までクオリティを高める。
あとは髪がどれだけ頑張ってくれるかというところです。
薬剤の調合、処理剤、水分コントロール、アイロンワーク。
常に慎重にこだわって施術してみました。仕上がりです。
予想以上に綺麗に仕上がってくれました。
ダメージ感も多少は残ると思いましたが、サポートする薬を沢山使用する縮毛矯正のサポートメニューも追加して施術させてもらいましたので、綺麗に仕上がって良かったです。
元々あったダメージの蓄積もありますので、今後の施術内容とケアにこだわるべき。
根元から伸びてくる髪を大切に伸ばすことができれば、もっと綺麗な髪に変えることができます。
お客様にも大変喜んでいただき、翌日嬉しい口コミも頂けましたので、僕も断らず施術してよかったです♪
今まで磨いてきて良かったと感じれる瞬間です。