ストレートパーマと縮毛矯正の違いとは?特徴や効果も解説
「髪の毛を伸ばしたいけどストレートパーマと縮毛矯正どっちがいいの?」
上記のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、一緒に思われがちなストレートパーマと縮毛矯正は、施術内容が異なります。
そのため、自身に適した施術を選び、理想のヘアスタイルを手にいれなくてはいけません。
そこで今回はストレートパーマと縮毛矯正の違いについて、特徴や効果とあわせて解説します。
髪のお悩みは、「美髪特化美容師サトウヨウスケ」にお任せください。
ストレートパーマと縮毛矯正の違いとは?
ストレートパーマと縮毛矯正の違いは、どのような違いがあるのでしょうか。
まず、くせ毛に対してまっすぐにさせる効力が違います。
ストレートパーマについては、軽いくせ毛を改善するのに向いており、縮毛矯正はくせ毛の矯正を目的にしています。
さらに、以下の項目をみると、両者の違いについて理解ができるはずです。
・施術内容
・目的・仕上がり
・料金
では、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
施術内容が違う
それぞれの施術内容の違いについてみていきましょう。
まずストレートパーマですが、主に以下のような工程で施術が行われます。
・シャンプー
・1剤塗布
・流し
・2剤塗布
・流し
・ドライ
一方、縮毛矯正は
・シャンプー
・1剤塗布
・流し
・ドライ
・ストレートアイロン
・2剤塗布
・流し
・ドライ
上記のような工程です。
ストレートパーマよりも施術内容が多い縮毛矯正は、間にストレートアイロンを挟む分、時間がかかります。
目的・仕上がりが異なる
施術内容が違えば、仕上がりも異なるのは当然です。
ストレートパーマは熱を加えないので、ボリュームダウンをさせるのが目的で使用されます。
縮毛矯正よりもダメージが少ない点は、髪への負担が気になる方にとってはメリットでしょう。
また、くせ毛がある程度伸びて自然な仕上がりになり、まとまりやすくなります。
一方、縮毛矯正は熱を加えて、くせ毛を徹底的に伸ばすのが目的です。
どのようなクセもまっすぐにさせることができ、髪がまとまりやすくなります。
料金の違い
どちらも価格に店舗差が影響しており、安い・高いはピンキリです。
その中でも、ストレートパーマより縮毛矯正のほうが熱処理を加える工程があるため高くなり、おおよそ以下のような平均相場になります。
・ストレートパーマ:6,000円〜1.5万円
・縮毛矯正:1万円〜3万円
料金だけでみるとストパーのほうがリーズナブルで、コスパはよく見えがちです。
しかし、ストパーのほうが効果は緩いため、よりまっすぐを理想とするなら縮毛矯正のほうが優れています。
また、施術をする際はの多くは縮毛矯正です。
そのため、髪質改善を目指すなら金額よりも髪がまっすぐになる強さや期間を見て決めるほうが得策かもしれません。
縮毛矯正の特徴と利点
縮毛矯正の特徴と利点については、以下の通りです。
・雨の日でも真っ直ぐなストレート
・美しい艶とまとまりのある髪になる
・スタイリングしやすい
では、それぞれの特長・利点について詳しく見ていきましょう。
雨の日でも真っ直ぐなストレート
髪の毛を強制的に伸ばしてクセをなくすため、縮毛矯正は雨の日や湿気の多い日でも真っ直ぐなストレートをキープできます。
天パの方にしかわからないことですが、雨の日・湿気の多い日はうねりがひどく出てしまいスタイリングが決まりません。
しかし、縮毛矯正を行えば天候や湿気に左右されず、まっすぐなストレートになるので、髪のセットに悩むことは極端に少なくなるでしょう。
美しい艶とまとまりのある髪になる
髪にクセがあると、どうしても光がバラバラに反射してしまうので、艶っぽく見えません。
縮毛矯正をすると髪の表面が均一になり、鏡のような状態になります。
そうすると、光を点ではなく面で反射するようになり、艶のある髪に見えるのが縮毛矯正の特徴であり利点です。
さらに、まっすぐにまとまりのある髪になるので、それだけでキレイに見え、美しさをアピールできます。
スタイリングしやすい
縮毛矯正を行う大きな利点はスタイリングがしやすく、時短につながる点でしょう。
本来のくせ毛がある状態でスタイリングする場合、自身でストレートアイロンをかける時間が発生します。
一方、縮毛矯正をすればストレートアイロンはほとんど不要です。
くせ毛が強く出るわけでもないので、気になる部分にサッとアイロンをするだけでスタイリングは完成するでしょう。
ストレートパーマの特徴と利点
ストレートパーマの特徴と利点についても見てみましょう。
・パーマを落とせる
・自然な仕上がりになる
・ツヤは少ないがダメージが少ない
ストレートパーマも特徴と利点を理解すれば、適切な使い方ができるので覚えておいてください。
パーマを落とせる
くせ毛やパーマをある程度落とせるのがストレートパーマの利点です。
「今までパーマスタイルでセットしていたが、飽きてきたから落としたい」といった場合におすすめできます。
パーマを落とそうと考えた場合、新しい髪が生えてくるまで我慢しなくてはいけません。
しかし、ストレートパーマを用いれば効率よく落とすことができるので、パーマが残っている方に最適です。
自然な仕上がりになる
縮毛矯正のやり方によっては、髪の毛がまっすぐになりすぎてペタンコになるケースも少なくありません。
髪がペタンコになると違和感のあるヘアスタイルになるため、女性・男性ともに避けたいはずです。
ストレートパーマは縮毛矯正よりも効果は緩やかなので、ペタンコにならず自然な仕上がりになります。
縮毛矯正で失敗したことがある方、髪質的に失敗されやすい方にとっては、ストレートパーマの自然な仕上がりは大きな魅力になるでしょう。
ツヤは少ないがダメージが少ない
ストレートパーマは縮毛矯正のように髪を均一にまっすぐにする効果は期待できないため、ツヤという点では劣ります。
しかし、度重なるカラーやパーマによってダメージを受けた髪の毛には相性がいいです。
元々傷んだ髪質の方が縮毛矯正を行うと、チリチリやパサパサな髪になってしまう可能性もあります。
ストレートパーマも髪への負担はあるものの、縮毛矯正ほどではありません。
ストレートパーマはツヤこそ少ないものの、ダメージも少ないので髪への負担が気になる方におすすめです。
縮毛矯正とストレートパーマのデメリット
特徴や利点を見ているだけでは、デメリットの存在を忘れてしまいます。
縮毛矯正とストパーのデメリットは主に以下の点があげられます。
・キープするのに手間・費用がかかる
・高品質なアイテムでのヘアケアが必要
・失敗した場合は影響が残ってしまう
では、それぞれの項目についてみていきましょう。
キープするのに手間・費用がかかる
ストレートパーマや縮毛矯正をキープするには、定期的に施術を受けなくてはならず、その分の費用と手間がかかります。
ストレートパーマ・縮毛矯正どちらも3〜6ヶ月に1回のペースが適切です。
高品質なアイテムでのヘアケアが必要
ストレートパーマと縮毛矯正は髪にダメージを与えてまっすぐにする施術なので、自宅でのヘアケアが必須です。
例えば、市販のシャンプーではラウレス硫酸などの洗浄力が高い洗浄成分が使われているので、美容室で使用するシャンプーを用いるなどです。
髪のダメージを最小限に抑えつつ健康な髪を維持できるような高品質なヘアケアが必要となる点はデメリットといえるでしょう。
失敗した場合は影響が残ってしまう
1度ストレートパーマや縮毛矯正を行うと、カットするまでは効果が残り続けます。
そのため、仮に美容師の技術によってストレートパーマや縮毛矯正を失敗した場合、髪を切るまではその状態でスタイリングをしなくてはいけません。
せっかく髪をキレイにするのに失敗は絶対にしたくないと考えるのが普通です。
ストレートパーマや縮毛矯正に失敗しないためにも、料金の安さではなく美容師の技術や経験をもとに美容室選びをしましょう。
ストレートパーマ・縮毛矯正が向いている人
ストレートパーマは比較的ダメージが少なく、自然なストレートヘアに仕上がるため、自宅でのアレンジがしやすくなります。そのため、ヘアアレンジを楽しみたい方・自然な仕上がりを求めている方には、ストレートパーマがおすすめです。
一方、縮毛矯正を行うと、頑固なくせ毛でもストレートヘアが手に入ります。また、ストレートヘアよりもまとまりが出て、美しいツヤも感じられるのも特長です。髪のくせが強い方・髪のまとまりや美しいツヤ感を出したい方は、縮毛矯正を選択しましょう。
自分に合うメニューを選ぼう
今回はストレートパーマと縮毛矯正の違い、それぞれの特長やメリット・デメリットについて解説しました。
もし、本格的に髪質改善を目指していきたいのであれば、1度下記にあるLINEにご相談ください。
僕はこれまでに多くのお客様の髪質改善に立ち合い、理想の髪を提供してきました。
そのため、髪質について悩んでいる方のサポートは徹底して行います。
ぜひ理想の髪を手に入れるために、ストレートパーマと縮毛矯正の違いを理解してください。
サトウ ヨウスケ
シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
最短スタイリストデビューを実現。
美容学校の外部講師も経験している。
シェアサロンオーナー
学生時代からプロも参加するコンテストで多数の受賞を経験。
海外のヘアショーやカットスクールに参加し、
最短スタイリストデビューを実現。
美容学校の外部講師も経験している。